- Day:2017.04.18 21:11
- Cat:日記・詩
こんばんは。
なんだか、いつの間にか、初夏の陽気。
いかがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目は、各々、人によって、さまざまな症状が出るようですね。
周りの人の状態を聞くと、皆、少しずつ違って、
年を重ねるにつれて、自分のことを自覚していくから、きっと、
細かな いろいろなことが、違って見えるのだなぁ、と 思います。
わたしは、季節の変わり目、いつも 少しだけ、泣いてしまいます。
新しい匂いが してきたな、くらいの時は、まだ、ソワソワ で居られるのですが、
大きな第一波、を感じるとき、
小さなひび割れを、押し破って 濁流が流れ込むように、
圧に 耐え切れない分だけ、泣いてしまいます。
そんなに一度に心開いたら、いたいよ、というように。
でも、それが済んでしまえば、また 胸いっぱいに、あたらしい季節を吸い込んで、歩いてゆけます。
待つことも、過ぎることも、いとしい。
○ ○ ○
さいきんは、絵とは違うものを 掘って、準備しています。
絵に向かう時間が、あまり作れないので、
「必ず行くから、待ってて、」と言っています。
以前は、3日も絵から離れていると、何かに対してすごく申し訳なくなって、
落ち着かなかったのですが、
離れていても、大切であることに変わりはなかったり、
絵を描くために 生きているのではなくて、
生きるために 絵を描いていること、を許してから、
少しくらい離れても、それが必要なことなら、大丈夫だと思えるようになりました。
もう ずっと前から、此処の一部。
おなじ安心なら、正しいと言われているから、よりも、
自分が信じているから、を選べるようになりたいです。
無意識にでも。
○ ○ ○
桜も散ってしまい、そこに花など、なかったかのよう。
夜になる一歩前の、
夕青に溶けてゆく 散り際が、一番好きでした。
いつまで 覚えていられるかな。