「花 迎える日に」 のこと
- Day:2018.05.21 21:31
- Cat:個展・イベント・お仕事
こんばんは。
田んぼの水鏡が、うつくしい季節に、なりましたね。
山々や、日の光が映る姿に、足を止めては、ついつい見入ってしまいます・・・。
おいしいお米を、作ってくださる農家さん、いつもありがとうございます・・・!
○ ○ ○
すっかり遅くなってしまいましたが、
個展&ライブペイント「花 迎える日に」 先月、無事に終了しました。
お越しいただいた方、気持ちを寄せてくださった方、
きものの小川の皆さん、ありがとうございました!




きものの小川さん二階の、和室ギャラリーにて、展示をさせて頂きました。
黒い砂壁の床の間や、金屏風、しっくいの壁など、
普段とは違った空間で、貴重なひとときと、なりました・・・。
ライブペイントの絵は、こちら。

「重ね 出逢う」
春の歌を歌ったり、
菜々さんの二胡との、コラボライブも交えたりしながら、描きました。
自分で歌を歌いながらでの、ライブペイントでは、
歌よりも、絵のほうに、識が集中してしまうのですが、
今回、せっかくのコラボライブなので、
菜々さんの音に、身体全部をゆだねながら、描きました。
次に腕がどう動くのか、自分でも分からない、
耳と腕が、直結した時間。
二胡は中国の楽器なので、
楽曲も、中国のものを、いくつか演奏して頂いたのですが、
普段使うことのない、スモーキーな色を使ったり、
(わたしのなかの、中国の曲のイメージ・・・。メロディーラインとか・・・。)
リズムの動きそのままに、筆のタッチも動いたりと、
なんだか新しい回路を、開いてもらったような心地でした。
二胡は、弓が馬の毛、楽器の身体は木で出来ているそうです。
どこか哀愁を帯びた音色は、馬の鳴き声のようで、
それでいて、木のあたたかさも、あって・・・。
二胡の音と、和室の雰囲気とが相成った、オレンジ色の絵に、なりました。
絵を描くときに、
下地から順に、色を重ねていく過程と、
お着物を着るとき、
襦袢など、見えないけれど必要なものを重ねていく過程が、
似ているなぁと思ったり、
いま目の前にあるものは、
いろいろな、時間や想いを重ねてきたから、出逢えたんだということを、
思ったりして、そんな、
「重ね 出逢う」です。
○ ○ ○
来月、上越市内にて、絵の展示の機会をいただきました。
是非、見に来ていただけたら嬉しいです。
詳細は、もう少ししたら、載せますね・・・!
それでは。